宗派教育と宗教教育について(11月14日 2つ目)

 宗派教育と宗教教育について

 

 僕は、宗派教育と、宗教教育の違いに付いて、考えた事が無かったので、伊藤先生の授業で教わり、目から鱗でした。確かに、義務教育の教科書に、キリストや釈迦の活動や、その思想の概要が書いてある事に、違和感を覚えなかったと言うなら嘘になりますが……。

 しかし、この2つの定義を教わった事で、ぼんやりと抱えていた違和感が消えて、良い経験だったと思います。

 宗派教育というのは、要約すると、

 特定の宗派の教義を(強引に)押し付ける事。

 もちろん、義務教育では禁止です。

 

 では、宗教教育とは何かと言うと、

 それぞれの宗教について理解を深める事。

 これは、義務教育では否定していないそうです。

 

 つまり、義務教育で使う教科書に、キリストや釈迦が出てきても何ら問題はないという事ですね。

 

 高野山大学は、どちらに属するのかな? と考えたりしています。