2013-01-01から1年間の記事一覧

学習環境 12月19日 3個目

此処は、物静かで、夜はしっかり暗く、遊ぶ場所も殆どない。これだけ挙げてみれば、随分と学習する事に向いた環境に思えます。 しかし、右を見ても左を見ても樹木が規則的に立ちはだかっていて、圧迫感を与えますね。空を見ても大抵曇り。 まるで、大きな檻…

寺生問題(12月18日 2個目)

寺生の弊害。此処に戻って来ると、嫌でも思い出しますね。しかし、僕自身が寺生をしていなかったので、本当にヤバイ事柄わ、噂でしか聞いた事がありません。 しかしKG寺のM君が、1回生の頃、 「授業に出る為には、すべての仕事を終わらせなければならないん…

インターネットの情報をどのくらい信頼していいか(12月17日 1個目)

僕は、インターネットを使い慣れていないせいもあってか、インターネット上に落ちている情報が、どのくらい信用に足る存在なのか、未だに理解出来てないです。 僕なんかが、このように思いつきで記事を書いてアップ出来るわけですし、質問サイトなども、素人…

藤吉先生に質問です

非常に気になった事があったので、記事で質問させて頂きます。 少年法が適応されるのは、誕生日で20歳になった人なのか、成人式を迎えた人なのか。 法律には疎くて、全然知らないのです。 成人式で暴れる遅生まれの子は、どのように対処されるのですかね。

部落問題(12月11日 3個目)

自分の出身は、岡山県なので、部落問題を道徳教育の授業でやりました。 ある友人と、僕が遊んでいると、父親が激怒したのはよく覚えています。 結局子供なので、父親の言う事なんて中々聞きません。だから結局、何も変わらなかったわけです。何故怒るのか理…

サイコパス(12月10日 2つ目)

最近は、サイコパスなる言葉が、知られるようになりました。先天的に罪悪感を感じない人達の事です。 これは思ったより多いみたいです。 http://www.psy-nd.info/analysis/ratio.html このサイトによると、欧米ではなんと、4%の人間がサイコパスなのだそう…

学び方を学ぶ(12月9日 1つ目)

子供の頃の教育は、恐らく、学び方を学んでいるのだと思います。 学び方がひとたび身に付けば、(大抵の事は)独学出来ると思います。 自分は、幸か不幸か、随分と学校の先生に嫌われていたので(学校内のトラブルを警察沙汰にしたから)、独学せざるを得な…

人を自暴自棄にさせてはならない(12月4日 3個目)

人を自暴自棄にさせてはならない、と、思います。 教育では当然の事、あらゆる事で、人を自暴自棄にさせてはならない。と、思います。 自暴自棄になった人間に道徳やら法律は通用しません。社会の秩序が乱れます。 そうならない為の事前措置として、人を追い…

お経式記憶法(12月3日 2個目)

高野山の学生なら殆どがやっているであろう高額バイト? 棚行。 僕も学部生の時は、学費をまかなう為にやりました。 最初、業務内容を知らずに、あるお寺でやらせて貰う事になりました。 しかし、内容を聞いて愕然。 一人で檀家さんの家を一軒ずつ回るのです…

死刑になる為の殺人(12月2日 1個目)

あると思います。 藤吉先生は、先ほどの授業で、「退学になる為に悪さをされたら、どうしようか」といった内容の事を仰っていましたが、丁度、山脇先生の道徳教育の研究という講義で使っているテキスト、 『道徳性の発達と道徳教育』ローレンス・コールバー…

七五三教育について(3個目)

七五三教育について マスコミは、こういった言葉を作るのが非常にうまいな、と関心します。 どういったものなのかというと、小学校で勉強についていける人が三割、中学校で勉強についていける人が五割、高校で勉強についていける人が三割という意味らしいで…

小脳の記憶力侮りがたし(2個目)

小脳の記憶力侮りがたし 肉体を動かす事に使用されるのが小脳だそうですが、こいつは物凄い記憶力を持っているそうです。自転車の乗り方を忘れないのもそれですね。 何故今になってまた、そんな話題を書くのかというと、 日常的に、タイピングするようになっ…

中学三年生に、これからも勉強を続けていってほしい、と言っても…… (1個目)

中学三年生に、これからも勉強を続けていってほしい、と言っても…… 色々な人間がいると思います。 もしこの勉強を、学校で教える勉強に限定してしまうと、あまりに残酷ではないでしょうか。 勉強をする事が出来ない環境になる人すらいます。 親に虐待されて…

学校教育で教える文章と、文学の文章(10月20日 3個目)

学校教育で教える文章と、文学の文章 僕がずっと疑問に思っていた事を書かせて頂きます。 義務教育で作文を書きますよね。その時、「」の文末に 。 を打たなければならないというルールがありました。 しかし、1900年以降の日本文学、とりわけ小説には「」の…

食べ物から見る学習効率 11月19日 2個目

食べ物から見る学習効率 自分が履修生ではなく、学生だった時代に、谷先生というホスピスの院長(今はホスピスとは言わないようですが)が、夏休みに講義をしていたので、受けたことがあります。 谷先生は、学習効率は、食べ物で随分変わるとおっしゃってい…

媒体の発達と記憶力 11月18日 1個目

媒体の発達と記憶力 人間の記憶力は落ちています。 何故落ちているのか。それはタイトルで解る通り、記憶媒体の技術が進歩しているからです。 自分は、高校生の時に、携帯電話が出回り始めた世代なので、この現象を体感する事が出来ました。 友人の電話番号…

KJ法 11月15日 2個目

KJ法 山脇先生の授業で、ディスカッションをやるとの事で、KJ法なるものを始めて体験しました。 KJ法とは、川喜田二郎さんの方法なので、KJ法らしいです。 どのような方法なのかというと、ノートよりも固くて、小さい長方形の紙に、学んだ書籍の概要を書き記…

社会の声は常に善であるか(11月14日 3つ目)

社会の声は常に善であるか 『ハックルベリー・フィンの冒険』(マーク・トゥウェイン)で、面白いシーンがあったので、記事を書かせて頂きます。 主人公ハックは、奴隷と友人になり、その奴隷を持ち主の所から奪い取ってしまうのです。 でも、それを読みなが…

宗派教育と宗教教育について(11月14日 2つ目)

宗派教育と宗教教育について 僕は、宗派教育と、宗教教育の違いに付いて、考えた事が無かったので、伊藤先生の授業で教わり、目から鱗でした。確かに、義務教育の教科書に、キリストや釈迦の活動や、その思想の概要が書いてある事に、違和感を覚えなかったと…

道徳教育と意味付けについて(11月14日 1つ目)

道徳教育と意味付けについて 「○○だから、してはいけません」 殆どの人は、このように子供に躾ると思います。が、これは時間稼ぎに過ぎないのではないかと思います。 そう言われた人間が、その理屈をしっかりと飲み込んで、素直に成長するならば、それで良いと…

柔道必修化(11月2日 2個目)

柔道必修化について 僕は、体育の必修で、柔道が採用されると聞いて、「信じられない」と、驚嘆しました。 自分も柔道は部活動で3年やっていたので、いかに危ないかが解ります。 膝に水が貯まるのが2回、骨折2回、脱臼4回、ヒビと捻挫は数えれば切りがない…

生徒指導・進路指導 授業復習1 (11月2日 1個目)

生徒指導・進路指導 授業復習1 今回は、生徒指導・進路指導の授業で習った事の、復習をやりたいと思います。 もし、悪事を働いた子供に対して、どのような対処をするかは、法律的知識が無ければ困難に思えます。とはいえ、概念の記憶が大半を占めるので、記…

ペスタロッチまとめ3(10月25日 3個目)

ペスタロッチまとめ3 最後に、ペスタロッチの思想に触れたいと思う。 ペスタロッチの教育思想は、〝基礎陶冶の理念”が根底に据えられている。 陶冶とは、(陶器を造ることと、鋳物を鋳ることから)人間が持って生まれた性質を円満完全に発達させることであ…

ペスタロッチまとめ2(10月25日 2個目)

ペスタロッチまとめ2 ペスタロッチの思想について書きたいところだ。が、 その前に、『隠者の夕暮れ』以外で、彼が書いた著書を紹介したい。 『リーンハルトとゲルトルート』(1781ー1787)長編小説、全四巻。 『探究』(1794)ルソーに匹敵す…

ペスタロッチまとめ1(10月25日 1個目)

ペスタロッチまとめ 1780年(34歳)。全てが失敗し、失意のどん底にいたペスタロッチは、…… 驚くべき事に、ますます教育への情熱を強くしていた。 同年に、『隠者の夕暮』という著書を出した。 この書籍は、まず、一行目からインパクトがある。 「王座…

ペスタロッチ第三の挫折(10月7日 3つ目)

ペスタロッチ第三の挫折 倒産して、いよいよ金が無くなったペスタロッチは、最後のなけなしの金を使い、再び行動に出る。 1774年(28歳)に貧民労働学校(ノイホーフ)を作ったのだ。 もちろんこれも、私財をなげうっている。 実はペスタロッチは金を…

ペスタロッチ第二の挫折(10月7日 2つ目)

ペスタロッチ第二の挫折 ペスタロッチの人生における、第一の大きな挫折、監獄生活を経たペスタロッチは、1968年(22歳)で農場経営に乗り出した。農場と教育なんて何の関係もないように思えるかもしれないが、元々ペスタロッチは、教育が目的ではなく…

ペスタロッチ(10月7日 1つ目)

ペスタロッチ 前記事で書いた、コメニウス。彼の影響を強く受けた、教育哲学者ペスタロッチの話を書きたいと思う。 ペスタロッチは、〝人類の教育者”と呼ばれている。 個人的に好きな人物で、1回では終わらないと思うので、まずは、ペスタロッチがどのよう…

コメニウス続き(9/30日 3つ目)

コメニウス続き さて、コメニウスが教育哲学で考えたのは、 「遺伝か環境か」 であった。 はっきり言うと、コメニウスは完全に環境よりの思想である。 提示したのは、〝白紙説”である。 この概要は、文字の通りだ。 人間は白い(何も書き込まれていない)紙…

コメニウス(10/21)

今回は17世紀以降の教育思想に関わった人々について書こうと思う。 まず、非常に有名なのはコメニウス(1592~1670)である。チェコスロバキアの人だ。現代ではチェコとスロバキアに分かれているが、コメニウスが居たのはチェコに当たる。 彼は〝…